

西明寺は真言宗大覚寺派に属し、槙尾山と号します。高雄山・神護寺、栂尾山・高山寺とともに、三尾の古刹の一つとして知られています。平安時代の天長年間(824~834)に、弘法大師(空海)の高弟の智泉大徳によって、戒律道場として開かれました。その後、戦国時代に兵火にあって焼亡しましたが、慶長7年(1602)に俊正明忍律師により再興されました。現在の本堂、客殿、鎮守社、経蔵、鐘楼、山門は元禄時代に再建された建物で、京都市指定有形文化財となっています。
西明寺では「京都市連携・協働型文化芸術支援制度(文化財保護・事業認定型)」の認定を受け、客殿の修理事業に取り組んでいます。本建物は、江戸時代に移築された建物で、当時は修行僧の生活の場である食堂として使用されていました。また、前列2室、後列3室からなる多目的な建造物で、食堂以外に講堂や客殿として使用されており、特異な部屋割り構造になっています。
一方、客殿の屋根および柱や壁等の老朽化が進んでおり、雨漏りや剥がれが酷く、早急の修理が求められています。加えて、本事業の申請に当たり、客殿の耐震診断業務を実施しており、問題点の洗い出しを行ってきました。
本事業では、診断結果を踏まえて、老朽化している柱等の軸部に耐震補強を施し、腐朽・蟻害防止のために土壌・部材に薬剤処理を行う予定にしています。歴史的に貴重な西明寺客殿の屋根葺替え工事に加え、耐震補強工事の実施によって大切な文化財を後世に継承・活用することができます。文化財保護のため、ご賛同いただける皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。




| 寄付募集期間 | 令和8年9月1日 ~令和9年2月28日 |
|---|---|
| 目標金額 | 1,000万円 |
| 資金使途 | 西明寺客殿の修復 |

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